活動報告・お知らせ

INFORMATION 2024.10.28

街つくり活動から老舗湯葉屋とのコラボ企画に発展

CASAはどうすればスタッフの可能性を引き出し、幸せな人生を歩めるのかが事業を行う考えの柱で、それを念頭に「料理つくり、人つくり、街つくり」を通じて事業活動を行っております。

街つくりは私たちの大事なミッションで、その中でも京都駅南側で新しく立ち上げた商店会の活動は大切なものです。

商店街の清掃活動や地域交流イベントを通じて知り合って意気投合したのが京ゆば三田久さんです。100年を超える老舗湯葉屋で弊社の店舗アブラモスが立地する京都駅南側東寺道とに共に立地しております。

地域活動を通じ交流が始まり、互いの企業の課題解決の為に共同しようという機運が芽生えました。互いの課題については以下の通りです。

京ゆば三田久
京都で100年以上に渡り湯葉を作り続けてきた三田久は、「滋味無限(おいしいものを長く守り続けていく)」という思いを掲げ湯葉のおいしさを広めてきました。

しかし、湯葉は未だにどこか敷居が高い食品であり、精進料理や懐石料理の一品として、あるいは一部の食通の方だけがご家庭で召し上がる様な品にとどまっていると感じています。この状況を打破するべく、2023年には“湯葉の食べ比べ”ができる直営飲食店を清水寺の参道に開店するなど、湯葉の魅力発信に力を入れてきました。

こうした中、「京ゆば三田久 本店」が立地し、多数のホテルが立ち並ぶ京都駅南側エリアにおいて、「京都駅周辺には湯葉を気軽に食べられる飲食店が無い」という多数の声をお客様から聞き、何か良い方法はないかと思案しておりました。

株式会社CASA
スペイン料理店、Santres(サントレス)とHablamos(アブラモス)を運営するCASAでは、これまで京都でスペイン料理のおいしさを伝えてきましたが、ただスペイン料理をご提供するだけでなく、「京都のスペイン料理ならではの魅力を探求し、ここでしか味わえない京都らしい新しい価値をご提供できないか」と探求していました。

特にホテルが立ち並ぶ京都駅南側エリアは、“京都ならでは“の飲食店が充実しているとは言い難く、Hablamos(アブラモス)にご来店くださる方々からも、「京都駅は混雑しているし、京都駅南側にはあまりお店が無い、せっかく京都に来たので京都ならではの食事がしたい」という声があがったことが、京都独自の食材を使って特色を打ち出したいという思いが強くなりました。

そのような経緯のがあり両者が協力し合って課題解決する為、「湯葉×スペイン料理」で新しい価値を生み出す挑戦が始まりました。

数か月の開発期間を経て2024年11月1日に計7品の料理をリリースすることになりました。

CASAとしては従業員の成長のフィールドはお店の中だけではなく、自社以外の沢山のコミュニティーと関わり、自己を認識し自己探求を深め自らの秘めた可能性の扉をあけ挑戦して欲しいと願っています。

今回のような機会に恵まれ従業員の成長に大きく貢献できたと感じます。京ゆば三田久の皆様のご協力に心より感謝申し上げます。

この新しい企画がお客様を喜ばせ、地域に貢献できることになればこんなに喜ばしいことはありません。

是非ともお店に足をお運びくださりご体験くださいませ。ご来店を心よりお待ち申し上げております。

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