活動報告・お知らせ

OTHERS 2024.10.07

石川県輪島被災地支援活動

石川県能登では元日の地震災害の復興の最中、大雨による災害により甚大な被害が出ています。

心の何処かで自分にも何か出来ることは無いかと思いますが、時が経てばそんな気持ちも薄れていく人もいます。私もそんな人の一人でした。

京都のスペイン料理、バラッカとラマーサのスペインのオーナー木下氏は毎月のように能登に一回で何百食もの温かい食事を届ける活動をしておられます。

9月21日から22日にかけ激しい雨で被害が出ました。我々が23日に急きょ支援の動きがあり24日に現地入りすることが出来ましたら。輪島に入った食料支援では最速でした。これだけ迅速に動けたのはこれまで活動を継続されていた木下氏の力によるところです。声を掛けて頂け私も即動ける状況だったことも幸いしました。

今回輪島に向かったのは、初参加の私と同じく初参加の亀岡スペイン料理アリオリオーナー三嶋さん、環境問題の専門家の女性と木下氏の4名です。

1000年に一度と言われる地震と100年に一度といわれる大雨の被害がどのようなものか、ネットの情報や報道で知っていることと自分の目で見る現実が余りにも違いました。

今回現地の方からも色々な話を聴かせて頂いいたり、夜は車座になり様々なバックボーンのかた(現地で被災した事業者さん、外部から支援に入られている方、ご自身も被災者でありながら支援活動する方、環境問題に詳しい方、我々のような料理を届けに来た人間)と生産設備も販路も失った輪島の新名物をどのようにしてつくるか議論しました。

温かい料理を届ける目的は成功しました。京都から駆けつけた4人だけでなく現地のボランティアさんや毎回のように支援活動を手伝う木下氏の親類の方など多くの人手が集まり約800食は瞬く間に配られました。今なお上水、下水がない方もおられ温かい料理が届けられました。

今後の私たちに出来る支援を継続していきます。